2015.6.30(7.10改訂)
Tokyo Docs実行委員会
2015年7月31日(金)をもって募集を締め切りました。
優れたドキュメンタリーを日本から世界に向けて発信するための場としてTokyo Docs を立ち上げてから今年で5年目を迎えます。国内のドキュメンタリー制作者だけではなく海外のプロデューサーたちの間にもようやく名前が浸透してきました。優れた企画が提案されることへの評価が高まっているのです。
そうした評価と期待に応えるものとして、Tokyo Docs 2015の企画募集を開始します。
日本および世界が直面するさまざまな課題、人々の多様な生き方、日本やアジアの社会や文化の多彩な魅力など、幅広く企画を募集します。
今年からアジアの制作者にも広く企画提案を呼びかけます。Tokyo Docsに参加すれば日本とアジアの優れた企画に出会うことができると評価され、東京がドキュメンタリーの国際共同製作のアジアのハブとして位置づけられるようにしたいと思います。
また、今年から応募は無料としました。選考されてカタログに掲載される段階では登録料をいただきますが、応募する段階では支払いの必要はありません。
海外の放送局、製作会社、配給会社と共同でドキュメンタリーを製作して広く世界に伝えたいという意欲ある制作者の参加をお待ちしています。
国際共同製作をめざす新規のドキュメンタリー企画
企画段階での提案が基本ですが、自国内で放送済みの映像素材を一部使用して、追撮、再構成するリメイク提案も可能です。
完成番組の販売およびフォーマット権の販売は対象としません。
時事、社会関連、歴史、自然科学、紀行などの単発もしくはシリーズのドキュメンタリー(ただし観光案内的な旅ものは除く)。
過去にテレビ番組(ドキュメンタリー)を制作した経験がある映像製作会社または個人。ただし個人の場合は過去の作品歴と放送局もしくは番組製作会社の推薦状を添えてください。
放送局は、原則として製作会社と組んで応募してください。
原則として、日本またはアジア在住で、日本またはアジアに関わる企画を提案する制作者。
応募は主たる企画者一人につき2本までです。例えば、主たる企画者のディレクターAさんとBさんが、それぞれ2本の企画を応募する場合、従たる企画者のプロデューサーCさんはこの4本のプロデューサーとして登録できます。
「企画応募フォーム」 に必要事項を記入のうえ、必要な写真データとともにお送りください。
必要事項が記入されていない、制限字数を超えている、あるいは必要な写真などが添付されていない応募は受け付けられません。
企画応募フォームの記入に役立つさまざまなヒントを記載した「応募フォームの書き方」も是非ご参照ください。
Tokyo Docs実行委員会からなる選考委員会が、国内企画とアジア企画の中から次の本数を選考し、8月末日までに各応募者へ通知いたします。
選考の重要な基準の一つは「世界に発信すべき質の高いドキュメンタリー」です。また「国際共同製作の成立を目指すのに適した企画」であるかどうかも考慮に入れます。この目的を達成するために、海外プロデューサーの意見も取り入れながら選考します。
また、今年から、従来方式のピッチングに加えて、ラウンドテーブル方式のピッチングを設けます-次項をご参照ください。どちらでピッチングしていただくのかについても選考委員会で判断し、決定します。
セントラル・ピッチおよびラウンドテーブル・ピッチへの参加者には、10月23日(金)・24日(土)に、本番と同じ形式でピッチをしていただき、海外から参加するプロデューサーにアドバイスをもらう「事前演習」の機会を設けます。
ヨーロッパ、北アメリカ、アジアなどから、番組採択権を持つテレビ局のプロデューサー、ドキュメンタリー制作を支援する財団のプロデューサー、ドキュメンタリー作品を配給する会社のプロデューサーなど、合わせて30名ほどを招聘する予定です。
企画の応募は無料です。
ピッチング企画等に採択された場合に、次の登録料がかかります。
日英両国語カタログ掲載費用、入場料(会期中の全プログラムに参加可能)1名分を含みます。
ピッチング企画の方もカタログ掲載のみの方もディシジョンメーカーとの個別ミーティングに参加できます。
企画が採択された方については、イベントへの参加意志を確認するとともに請求書をお送りいたします。指定期日までに入金がない場合は、ピッチングおよび/もしくはカタログ掲載の権利を放棄なさったものとみなします。
Tokyo Docsは、国際共同製作を目指す番組制作者のための研修会、「企画開発セッション」を開いています。今後の日程・内容などについては、Tokyo Docs Academyのページをご覧ください。
Tokyo Docs 事務局(ATP事務局内)