Singapore
ザ・ムービング・ビジュアルズ 社長兼エグゼクティブ・プロデューサー
アジアのもっとも経験豊富なプロデューサーの一人、キム・ローは、1998年に、共同設立者の一人としてシンガポールに拠点をおくザ・ムービング・ヴィシュアルズを立ち上げた。エグゼクティブ・プロデューサーとして、国内外のテレビ局で放送された100本以上の番組の制作に関わる。最近手がけたテレビ番組に、「Around the World with Voyager」「Junkie Monastery」「Disney Hidden Talents」、6か国で撮影されたディズニー・チャンネル用の「Disney Pass the Plate」などがある。
経験豊富なセミナー・スピーカーとして、国際エミー賞とカナダの高名なバンフテレビ祭に、国際審査員団の一員として参加した。さらに、英国マンチェスターでの2002年英連邦競技大会にホッケーの公認審判員として参加した。
Philippines
ヴォイッジ・フィルム・スタジオズ シニア・プロデューサー
海外通信員としての私の仕事は、この地域の話題をさまざまな海外の放送局に届けることです。
私は、今「サッカー・シューズのない少年」という題名の自主製作ドキュメンタリーを製作しています。このフィルムは、あこがれのワールドカップに国代表として出場することを夢見るサッカー少年を記録したものです。インドネシアに13対1で恥ずべき敗戦をした後、フィリピンのサッカー界は、スーパーチームをつくることによって、果敢にもこの屈辱的な歴史を断ち切ろうとしています。しかしながら、少年たちが自らのすべてを投げうっている一方、国の資金不足が大きな課題です。私は、このフィルムがきっかけで、この夢を支援してくれる団体が現れることを願っています。この少年たちは、アジアの最高の設備を備えた施設でトレーニングを受ける価値があると考えていますから。
Indonesia
ガンバー・ベルガラ ディレクター/プロデューサー
2011年に公開された私の最初のドキュメンタリー、「霧に覆われた土地」は、ライプツィヒ・ドキュメンタリー祭など多くの国際フェスティバルで上映され、いくつかの賞を獲得しました。私は普段、製作し、監督をし、ときには自分のフィルムの撮影、編集もします。今年は、他の監督とともに製作することを始めました。
現在は、祖国の危機を逃れてインドネシアに渡り、ギリシャ料理店を開こうとしているギリシャ人夫婦についてのドキュメンタリーを開発中です。私は、また、静かに伝統の織物を織りながら、平和的な抵抗運動を組織して、有害な大理石採掘会社から自らの土地を守っている原住民モロ族の女性についての短編ドキュメンタリーも制作中です。
私は、時事問題を鋭く描く、伝統的なドキュメンタリーのスタイルを排除しないで、魅力的な筋書きの、映像美に富む、そして市場性のある、創造的なドキュメンタリーに関心を寄せる製作会社および放送局と一緒に仕事をしたいと思っています。
Malaysia
Novista創立者/マレーシア・ドキュメンタリー協会(MyDocs)会長
ハルーン・ラーマンは、ドキュメンタリーを専門とする製作会社Novistaを創立。同社は、過去20年にわたってドキュメンタリーを制作してきた。経験豊富なディレクターおよびカメラマンとして、ハルーンは、ナショナル・ジオグラフィック・チャンネル、ヒストリー・チャンネル、その他の海外の放送局の番組を含む多くの番組に携わってきた。現在、マレーシア・ドキュメンタリー協会(MyDocs)の会長であり、また、大学やMalaysia National Film Development(FINAS)でドキュメンタリー映画の制作に関するワークショップや講演を定期的に行っている。
「テメンゴルの森〜危機に瀕する生物多様性〜」で2005年マレーシア映画祭最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。
Malaysia
レッド・コミュニケーションズSdn. Bhd. エグゼクティブ・プロデューサー
リディアは、過去10年にわたってドキュメンタリーのプロデューサーとして多彩な経験を積み重ね、企業広報映画および国際ドキュメンタリーから、UNICEFのための人道主義映画までの、ドキュメンタリーの脚本、製作、演出に関わってきた。リディアは、これまでにディスカバリー・チャンネル、クライム・アンド・インヴェスティゲーション・チャンネル、バイオ・チャンネル、ヒストリー・チャンネルおよびアジア・フード・チャンネルのために番組を作ってきた。現在は、石川TVと、マレーシア・日本の共同製作番組を制作している。
リディアは、また、マレーシアで制作される、あらゆる種類の国際情報番組にも係わってきた。これには、「ジェイソン・スコット・リーと歩くマレーシアの旅」(ナショナル・ジオグラフィック)、「チャーリー・ブーアマンのバイク・ツアー」(Foxスポーツ)、「料理をする熱い男たち」(ディーヴァ・インターナショナル)などが含まれる。
彼女が取り組むドキュメンタリーのテーマは、野生動物、食と旅、文化、歴史、および犯罪と捜査に及ぶ。
彼女が取り組むドキュメンタリーのテーマは、野生動物、食と旅、文化、歴史、および犯罪と捜査に及ぶ。マレーシアおよび東南アジアには、人を引き込まざるをえない物語がたくさんある。魅力的で、高品質なドキュメンタリーを制作するために日本の会社と仕事をすることは大きな喜びであろう。
Malaysia
プライムワークス・スタジオズ 制作・雑誌・ドキュメンタリー部長
Primeworks Studiosは、マレーシア最大のメディアグループの一つ、Media Prima Berhadの子会社である。アジズは、TV3の人気時事番組「Majalah Tiga」の制作を統括しており、この番組は、30%の視聴者市場占拠率を誇る。アジズは、またPrimeworksのいくつかの共同製作のために努力を傾けてきた。この中には日本の総務省の支援を受けた番組も含まれている。ABU(アジア太平洋放送連合)賞と日本賞の審査員を歴任。
Malaysia
レンサ・スリカンディ ディレクター
ノルハヤティのドキュメンタリーは、とりわけマレーシアとインドネシアの女性問題に焦点を当てている。彼女の最初のドキュメンタリー、「カルティカを探して」は、飲酒の罪で逮捕された女性に対する鞭打ち刑へのイスラム社会の反応に関するものであった。彼女の二つ目のドキュメンタリーは、マレーシアのヘジャブに関するもので、マレーシアにおける保守的なイスラム化政策のインパクトを見つめるものであった。
彼女は、インドネシアの女性ウレマー(宗教聖職者)運動を取り上げるドキュメンタリーを作るために、1年間インドネシアで過ごした。彼女はこの他に、インドネシアのアニメ制作者と共同でイスラム女性問題を描く数点の短いアニメーションの監督であった。
ノルハヤティは、マレーシアとインドネシアでの、もしくはどちらかの国でのヘジャブの着用や一夫多妻制などの女性問題に関するドキュメンタリーで共同製作をしたいと思っている。。
Thailand
アジアワークス・テレビジョン
私は、地域の製作会社、アジアワークスのシニア・プロデューサーです。仕事でさまざまな場所を訪れ、驚嘆すべき体験をします。時事問題を取材するために出かけると、いつも私は、当初思っていたよりも多くのことを発見します。人々の文化と伝統が持つ意味を知ることがとても好きです。知られざる物語を発見したときの満足は、私の期待を超えています。だからこそ、私は偉大な物語を語るためにここにいるのです。
現在は、ミャンマーで、かつて首狩りの伝統があったナガ族の知られざる物語を取り上げる、「私たちはナガ族だ―ミャンマー・ナガ族の叫び―」というドキュメンタリーを制作中です。東京のヴィジュアルフォークロアという製作会社と共同製作しています。
Vietnam
レッドブリッジ・TV&フィルム・プロダクション CEO
バン・ハーは、レッドブリッジ・テレビ&フィルム・プロダクションのCEO兼創設者で、経験豊富なスペシャリストであり、ドキュメンタリー・プロデューサーである。レッドブリッジは、国内外のメディアを支援するためのトップ・サービス・プロバイダーとして設立された。10年以上にわたって、バン・ハーはメディア業界で仕事をしており、主要な海外放送局と仕事をしてきた。その中には、ディスカバリー・チャンネル(「トラベル・アンド・リビング」、「ワールド・カフェ・アジア」)、BBC、HBO(ドキュメンタリー番組「VICE」)、Foxニューズ、Finasなどが含まれ、ベトナム国内でのドキュメンタリー、リアリティ・ショー等の制作に携わってきた。
バン・ハーのビジネス戦略は、ベトナムのメディア・フィルム産業の水準を国際レベルに引き上げることである。具体的には、ベトナム人クルーの研修用プログラムを用意すること、許可証の取得、撮影地とタレントの確保、映像制作を円滑に行うためのすべてのロジ業務の手配などを行うことによって外国の映像制作者たちをベトナムに呼び込むこと、およびベトナム情報を世界に発信することである。
Cambodia
グラフィック・デザイナー/ライス・フィールド・フィルムズ 番組制作者
私の初めての中編ドキュメンタリー「私はどこへ行くのか」は、2013年に公開されました。IDFA2013等の国際映画祭で上映され、インドネシアのチョップショップ・ドキュメンタリー映画祭では一等賞を獲得しました。このドキュメンタリーは、私に、次作「住処を求める象」を作るための多くの鼓舞と刺激を与えてくれました。
これは、クメール・ルージュ政権時代に強制的に結婚させられた私の両親の物語です。最近、彼らの離婚が明らかとなり、私の家族はいま住処を求めています。Tokyo Docs 2014に参加する私の目的は、単にネットワークを構築するだけでなく、私の家族の遍歴を描く、このハラハラする、個人的な物語を共同製作してくれるパートナーを見つけることでもあります。
Myanmar
PSI デジタル・ビデオ・エディター/ドキュメンタリー制作者
私は、現在ミャンマーのPSIで編集マンとして仕事をしているので、私の主な仕事は、ミャンマーにおける健康教育に関するドキュメンタリーの編集です。私は、ドキュメンタリー制作者でもあるので、今は「より明るい未来」というタイトルの企画についても制作しています。「より明るい未来」についての提案はすでになされています。ほかに私は、「より明るい未来」の次に、母親のいない象の生活についてのドキュメンタリーを計画しています。
私が最も願っているのは、「より明るい未来」プロジェクトに対する必要な予算的支援と企画開発のための支援です。確保された予算によりますが、「より明るい未来」は、「チン・ナショナル・デー」にあたる2015年2月21日に制作に入る予定です。
Macau
フリーランス
マカオで様々な若者の活動を組織し、自らも参加している。かつては北京で働き、1年かけて中国各地を旅した経験もある。台湾の国際ドキュメンタリー祭(CCDF 2014)で提案した企画「Hero or Rebel(英雄か反逆者か)」はTokyo Docs賞を獲得した。「Hero or Rebel」はマカオで民主化運動に取り組む若者たちを描こうというドキュメンタリー企画。
India
テーマ・エンターテインメント チーフ・エグゼクティブ
テーマ・エンターテインメントは、ドキュメンタリーに特化するインドのプロ制作集団である。この会社は、2006年2月に設立され、映像制作に関するすべての分野のプロを擁している。これまでに、テーマ・エンターテインメントのドキュメンタリーは、アジア、ヨーロッパ、アメリカのいくつかの放送局によって購入された実績がある。
デブ・バッタチャリャは、13作のドキュメンタリーを制作し、他に3作を開発中であり、チーフ・エグゼクティブ(経営最高責任者)であり、またアジアの諸問題をテーマとする共同製作を推進しようとしている。日本の放送局および製作会社にとって、テーマ・エンターテインメントは、南アジア地域における、ドキュメンタリー制作のためのワンストップのコンタクト先として考えられるかもしれない。企画の開発、リサーチ、撮影業務などに関して、テーマ・エンターテインメントはきっとお役にたちます。
India
Ryhana Productions
ラジャ・シャビル・カーンは、インドの全国的な賞を受賞した映像制作者である。サタジット・レイ・フィルム・アンド・テレビ・インスティテュート(インドの主要映画スクールの一つ)を卒業した後、ラジャは、2年連続でアジアン・ピッチ賞を受賞した。彼のもう一つのドキュメンタリー企画、「デリー~恐怖と自由~」は、NHKのシリーズ「3つの都市の物語」の一つとして選ばれた。最近は、「LOC」という企画のためにDMZ開発基金を獲得した。現在ラジャは、インドにおける高齢者の結婚を扱った「ライフ・アフター・ライフ」というドキュメンタリーを制作している。
China
レア・メディア CEO
レア・メディアは、2001年に設立され、中国の主要なドキュメンタリー番組の製作・配給業者である。この会社は、1日につき70分以上の新しいコンテンツを定期的に作り、購入した番組と合わせて、「レアドック・タイム」という150分のデイリー番組を制作しており、この番組は4億人の視聴者に届いている。レア・メディアは、BBC、ディスカバリー・チャンネル、ナショナル・ジオグラフィック、フランステレビジョン、アルテなどから300時間i以上のコンテンツを買い付けている。そのほかに、レア・メディアは、国際的な製作会社と共同製作の機会も求めている。最近では、「新しい先史時代」、「あすの都市」、「啓発への旅」、「月」などの番組を成功裏に製作した。今年のTokyo Docs では、「ティー・セレモニー」と「誇り高き母」(仮題)の共同製作パートナーを探したい。
China
3Cメディア コンテンツ戦略・開発担当副社長
シャーリー・シーホイ・チェンは、3Cメディアのコンテンツ戦略・開発担当副社長である。というわけで、彼女は、購入およびコンテンツ計画における国際、編集、およびフォーマット部門に加えて、中国市場向けの新しい編成と企画のための開発の先導、および国際市場をにらんだ共同製作の長である。3Cメディアは、中国・北京の枢要なテレビフォーマット権の配給業者かつコンテンツ供給業者で、フォーマット権に基づく中国での番組化、テレビ番組の企画開発およびテレビ番組制作に特化している。2004年の創立以来、フォーマット権のライセンス、テレビ番組制作および二次展開に関して、中国本土のほとんどすべての主要な衛星テレビチャンネルと取引を行っている。これには、「Strictly Come Dancing」(BBCのダンスショー番組)、「Top Gear」(BBCの自動車情報番組)、「Tonight's the Night (今夜決めよう)」、「True Talent」、「What's Daddy」などが含まれる。
South Korea
リーキ・フィルム CEO/ディレクター
私は、かつて韓国独立プロデューサーおよびディレクター連盟(KIPDA)の会長であり、現在はリーキ・フィルム・カンパニーのCEOです。私は、これまでにさまざまなジャンルの多くのテレビ番組を製作しており、現在は韓国及びヨーロッパとドキュメンタリーを制作しています。
私のドキュメンタリー、「福島、出口はあるのか」は、この2月、映画として日本で公開されました。「華麗にして悲しき日々」は、モントリオール・フィルム・フェスティバルの世界のドキュメンタリー部門に選ばれ、9月に韓国全土で初公開されました。
私は、「Duel to the Summits」というタイトルの番組をフランスと共同で制作中です。私は、このドキュメンタリーに興味を示す、もしくは他の企画で共同作業の意欲のある日本のパートナーを求めています。
私は、日本語を話しますので、ご質問があればご連絡ください。
South Korea
アーティザン
私は、過去17年間にディレクターとして60本以上のドキュメンタリーを作ってきました。KBSの「世界の中へ歩く」シリーズと「水曜スペシャル」シリーズ、EBSの「世界テーマ旅行」シリーズ、 「すばらしい科学」シリーズおよび「ひとつの地球」シリーズなどです。2012年には、「紙の道」シリーズでKBA(韓国放送機関連盟)のベスト映像賞を受賞しました。
制作中のものが3本あります。「父親たちのリング」-韓国人ボクシング・コーチと初めてのメダル獲得を目指して2014仁川アジア大会に挑むブータンのボクサーの物語、「高原のサッカー」-ブータンで後半生を過ごした韓国人サッカー・コーチの物語、そして「背信への忠誠」-韓国大統領の暗殺事件の背景を追う追跡リポートです。
開発中のものが3本あります。「サムスンの内幕」-李健熙会長の死後、何が起こるのか、何が起こるはずなのかについての話、「シティ・アイランド栗島島」-韓国・ソウルの真ん中にある小さな島とその多様な植物についての話、そして「マンモスハンター」-シベリアのロシアのマンモスの牙ハンターたちの物語です。
私は、特に自国の放送局と視聴者に関する、ドキュメンタリーについての優れた知識とリソースを提供することができる国際共同製作の相手を探しています。
South Korea
アーティザン
私は、過去10年間で、主にスクリプト・ライターとして30本以上のドキュメンタリーを作ってきました。いくつか例を上げると、KBSの「水曜スペシャル」シリーズとEBSの「ひとつの地球」シリーズを作りました。私は、2010年にTime for Kopi Luwakという短編小説でDongseo文学賞を受賞しました。
私は、キム・ビョンスー・ディレクターと過去7年間、仕事をしてきました。「父親たちのリング」、「高原のサッカー」、そして「背信への忠誠」という3つのプロジェクトで一緒に仕事をしています。
韓国にはドキュメンタリー制作者のためのいくつかの基金があります。私は、外国のパートナー(共同製作者もしくは地元の放送局)を、特に韓国政府のために探しています。
South Korea
ブルー・リーノ・ピクチャーズ チーフプロデューサー&ディレクター
私は、韓国ソウルのブルー・リーノ・ピクチャーズのディレクターであり、プロデューサーです。私がいま取り組んでいる企画は、「檻の中の王様」です。これは、ハンターから逃れ、獣医と野生動物保護者の助けを得て、リハビリ訓練を行った後、新しい生活を始めようとする、南アフリカのライオンたちの物語です。