ピッチング・セッションとは

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ピッチング・セッションとは

Tokyo Docsのメインイベントはピッチング・セッションです。
Pitchは「投げる」という意味ですが、提案を投げかけるという意味でも使われます。

Pitching Sessionを翻訳すると、「ドキュメンタリーの国際共同製作を目指す公開提案会議」となります。
制作者が暖めている企画をトレーラー(企画を紹介する短い映像)を使いながら、デシジョンメーカー(予算の決定権を持っているTV局プロデューサーなど)に対し提案します。

Tokyo Docsでは、提案者の持ち時間は15分。
まず7分で、事前に用意した映像(3分程度)を使いながら提案説明を行います。
同時通訳がありますので、日本語で提案が可能です。
しかしデシジョンメーカーに直接、語りかけるためには英語が有利です。

後半の8分はデシジョンメーカーとの質疑応答です。とても重要な時間です。
デシジョンメーカーからは厳しいコメントや、様々な質問が浴びせられます。
自らが担当する放送枠で採用しようと前向きに考えているデシジョンメーカーほど、より突っ込んだ質問をする傾向があります。

海外のイベントでは多くの制作者がピッチング・セッションを観覧します。
もちろん企画内容にも興味があるからですが、質疑応答を注意深く聞くとデシジョンメーカー"嗜好"が、たいへん良く分かるからでもあります。